自分の嫌な事はやらない主義という人にたまに出会う。
それが出来る環境、それが出来る力量は素晴らしいと思う。
でも武道の稽古に関してはそうではいけない。
自分の働きかけで環境や状況を変える事も稽古して行く必要は有るが、
それが出来ない状況での振る舞いや、
向き合い方も稽古する必要がある。

「事前に不利な状況に陥らない様に心掛けることが大事。」
それは正しい。
でもいざ不利になったら諦めたりやぶれかぶれになったりするのでは、
その心掛けは片手落ちである。
いざというときに、準備された策が確実に行える保障などどこにもない、
追い詰められた手詰まりに見える状況でも、
普段の力を普段通りに発揮できる様になることも大切な稽古だ。
とはいえ、
初心者は出来る事を伸ばす、増やすと言うのが良く、
今言っている苦手の克服や苦手に対する取り組みと言う物は、
中上級者の特に必要な取り組みだあると私は考えている。
初心者は出来ない事が多く出来る事が少ない、
ゆえに出来る事に着眼するのが効率が良く、
出来ることの多い中上級者は少なくなって来た、
苦手と向き合うと良い。

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